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2008年8月19日 (火)

今日からの集中講義

大学の集中講義1日目。

国家公務員として霞ヶ関で活躍されてた方が、どういう風に法律が出来るのか、っていうテーマでお話してくれた。

ケーススタディとして挙げられたのは、育児休暇制度の導入。

平成元年の合計特殊出生率が、1.57で、この年から日本の少子化が問題視されるようになったらしい。

争点になったのは、制度の導入だけじゃない。

育児休暇を取った人に、補助金を与えるかどうか、そして、補助金を与えなかったり、休暇を取らせなかった企業に対し、罰則を与えるかどうか。

審議会での経営者側と労働者側の利害一致を調整したのが、当時担当課長だった講師なんだそうだ。

結局、このときはどうやって調整したかというと、

野党側としてはもちろん補助金と罰則の規程まで踏み込んだ形で制度を導入したかったのはやまやまだけど、

そもそも補助金をどこから出すのか、という議論が絶対的に不足してたし、

かといって、経営者側の主張は、「そんな制度、いらーん!!」

なんせ20年も前の話だからね。社会認識も今と比べたら、全然違う。

そこで、とりあえず、補助金、罰則の導入は見送ったんだそうな。調整側として。

結果だけを見れば、「十分な制度導入なのか?」という批判が出てきそうだけど。

でも、ここで「小さく生んで大きく育てる」というコンセプトを持って導入されたからこそ、

いまの育児休暇制度(給料の5割補助)や、その他労働と子育てのバランスに関する制度が整いつつある。

今では男性の育児休暇制度の「普及」(制度自体は既に存在はする)が本格的に議論の的になっている。

大きな流れの始まりが、この制度導入だった。 

 

 

というのが、まぁ今日の講義の要約。

で、私の感想。

20年前と、今とでは、社会の風潮というか、そういうのが全く違ってきているってこと。

そして、今の社会で当然のこと、女性の社会進出と子育てのバランスや、男性の子育てへの関わり方に関する様々な議論が、

20年前は、議論の対象にすらならなかった。

でも、その基盤が当時の育児休暇制度導入をきっかけにして整っている(かもしれない)

そして、その20年という流れは、私が生きている間に起こっている。

ということは、次の20年も、かなり大きく流れが変わるし、その流れの元が、今、なのだとも思う。

今の社会で、革新的、先進的だとして扱われている議論が、20年後には、現実のものとなっている可能性が、あるんだ。

多分、絶対にある。

って、考えたら、今の社会、マスコミに流されて絶望的になるよりも、大きく20年の流れの展望を望んでみよう、

そんなことを考えました♪

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コメント

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sblogです、只今冷蔵庫万能説さんの記事を拝見致しました、有難う御座いました。
頑張って下さい。

投稿: sblog | 2008年8月20日 (水) 16時26分

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